『糸電話』 僕は見えない糸に縛られる 動きたいのに身動きが取れなくて 声を発しているのにかき消されて どうしようもない苦しみが絡みつく 助けてくれる君はもういなくて 残されたのは僕を縛る見えない枷 僕の周りには無数の糸がある 触れたいのに触れることは叶わず 認識しているのに見ることは出来ず どうしようもない喪失感が襲ってくる 勇気をくれる君はもういなくて 残されたのは僕の周りの無数の糸 僕は見えない糸に縛られる 願うほどに束縛はなくなり 背中を押そうとする手が懐かしく どうしようもない悲しみが流れてくる 見守ってくれる君はもういなくて 声無き言葉が糸から聞こえる Since 2007/04/03 |
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