『糸電話』


僕は見えない糸に縛られる

動きたいのに身動きが取れなくて

声を発しているのにかき消されて

どうしようもない苦しみが絡みつく

助けてくれる君はもういなくて

残されたのは僕を縛る見えない枷


僕の周りには無数の糸がある

触れたいのに触れることは叶わず

認識しているのに見ることは出来ず

どうしようもない喪失感が襲ってくる

勇気をくれる君はもういなくて

残されたのは僕の周りの無数の糸


僕は見えない糸に縛られる

願うほどに束縛はなくなり

背中を押そうとする手が懐かしく

どうしようもない悲しみが流れてくる

見守ってくれる君はもういなくて

声無き言葉が糸から聞こえる


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