『ガラクタ達の絵空事』


僕たちは捨てられるために生まれてきた

故に生きることに意味はなく
ただその時のためだけに過ぎ行く時間

変わらぬ日々の中にある
たった一つの変化が絶望だとしたら
僕らの存在には理由などないのだろう

何故捨てられるためにあるのだろうか
捨てる人々にどれほどの価値があるのだろうか

すべてのモノは
いずれは捨てられていくのだ
人も動物も、自然さえもが
やがて朽ち果てて忘れられていく

「捨てられるために捨て続ける」

悪循環の中にある唯一の願いをかなえる人
そんな人がもしいるのならば

僕たちは喜んでコノ身を捧げよう―――


Since 2004/06/16



yuTaさんのサイト「W a r e h o u s e」の相互リンク記念に書きました。

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