『Enfancefinie』


一人という時間を過ごすたび
君への想いを確かめるようで
近いのか遠いのかすら分からない距離感が
心地よいのか不安なのかさえ曖昧で

タイムリミットが
私を現実に引き戻していくように思えて
悲しくなる
私しか知らない時間が増えるたび
話せないことが一つずつ増えていって

自分でも理解できない感情が
重石と共に体に圧し掛かるように
私を縛っていて

私は身動きが取れぬまま
ただただ時間に飲み込まれていくだけ


Since 2005/09/25



LeoVirgoさんから頂いたお題で書きました。
なんとなく以前もらった詩と形式を統一してみました。お気に召すでしょうか?

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